みなさん、こんにちは! 編集部ブログ担当のナビ子です。
東京は日中も過ごしやすい気温の日が多くなり、だんだんと秋めいてきましたね。
さて今回のテーマは、年末または年度末に関係する「年末調整と確定申告の違い」です。
毎年、晩秋の頃に「年末調整」、立春の頃に「確定申告」という言葉をよく耳にすると思います。
人によっては年末調整に加えて確定申告をすることで税金が戻ってくる場合もあります。
それぞれの仕組みを知り、納税の意識を持つことが大切です。
会社員や公務員は、給料から天引きされる税金があります。その一つが所得税で、これを引くこと源泉徴収といい、年間の所得にかかる税金(所得税)を事業者が給与からあらかじめ差し引くことを指します。
しかしこの納税金額が給与の変化などでずれる場合があるため、年末に最終的な納税金額を調整します。これが年末調整です。
会社員や公務員は、基本的に年末調整だけで1年分の納税が可能で、確定申告をする必要がなくなります。
ではなぜ、年末調整が必要なのでしょうか?
それは、源泉徴収されている所得税額には、生命保険控除や地震保険控除、医療費控除などが反映されていないからです。
これらを年末調整することで、正式な所得税額が確定します。
フリーランスなどで働く個人事業主は、1月1日~12月31日の所得を計算し所得税額を確定、申告・納税します。これが確定申告です。この手続きをする人は、1年間の所得が決まった後に税金を後で納めることになるため、後に納税することを見据えた金銭管理が必要です。
そのほか、年収が2,000万円を超える人や副業の所得合計が20万円を超える人などは、
年末調整をしていても確定申告が必要です。
また、個人だけではなく企業に所属している人であっても、高額の医療費を支払っている人や、ふるさと納税をしている人などは還付申告の対象になります。
自分で確定申告をすることにより、税金が戻ってくる場合があります。
いかがでしたか?
会社員の方は年末調整で還付金が多いと、臨時収入が入った気分になりますよね。
このコーナーで取り上げてほしいテーマがありましたら、
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