皆さんの生活に密着している店舗といえば、スーパーマーケットです。
実は、スーパーには様々な種類の仕事があります。今回は、精肉部門にスポットをあててご紹介します。
皆さんは、精肉部門と聞いてどの様なイメージをお持ちですか?
スーパーでの仕事内容は、主にお肉の販売準備をすることです。
スタッフは、バックヤードにある作業場や売場で、次のような作業をします。
■お肉の塊を部位ごとに切り分けて、パックに詰めてラベルシールを貼る※お肉のカットは全て手作業で行うわけではありません。スライサーなどの機械を使用することもあるので、お肉のカットに自信がない人でも安心して働くことができます。
■売り場の商品棚に商品を陳列
■商品の品質や賞味期限を定期的にチェック
■ハンバーグやソーセージなどの加工品を作成
■床や調理器具、調理台などの衛生管理※食品を取り扱うため、衛生管理がとても重要です。床や調理器具、調理台などは、定期的に洗浄・消毒・殺菌をして管理することで、お客様に安心、安全な商品を提供できます。
■バックヤードや売場の掃除この部門は、力仕事に自信がなくても活躍できます。しかし、衛生を守る大事な仕事です。
精肉部門で働く醍醐味は、お肉に関する様々な知識や技術を身につけることができることです。(プロの料理人のような肉調理のコツを知ることもあります)
実は、この仕事はバックヤードでの作業ばかりではありません。商品を陳列するときは、売り場でも作業します。仕事を覚えていくと、上手なお肉のカット方法や料理方法などをお客さまにアドバイスする機会もあります。
常連のお客さまと顔なじみになると、「今日のオススメは?」「このお肉でこんな料理はできる?」などお声掛けいただくこともあるでしょう。お客さまとの交流によって、身につけた知識がお役に立てたときは、きっとやりがいと楽しさを感じられるはず。お客さまとのコミュニケーションも働く楽しみとなるでしょう。
また、店舗によっては賞味期限が近い商品を割引して売り出す店舗もあります。売場で商品に割引シールを貼る時間になると、あなたの行動に注目が集まるかもしれませんよ。
お肉と一口にいっても、様々なものがあります。鶏や豚、牛などはもちろんのこと、ロースやバラなど部位にもいろいろな種類があります。
仕事を覚えるまでは、「お肉の種類はわかっても、部位を見分けるのは難しい」と思われるかもしれません。しかし、心配することはありません。だんだんと、それぞれの特徴がわかるようになりますよ。
お肉の部位を見分けたり、お肉の表面や内部の筋を取り除いたりすることは、経験があってこそできる仕事です。働きながら基本的なお肉の知識や調理法などを学ぶことができるお得な仕事ともいえるでしょう。
だからこそ、「将来飲食店のキッチンで働きたい」といった目標を持つ人など、精肉部門で働きたいという人も少なくありません。やりがいを持って働きたい人は、必見の職種です。
食材に興味がある方や技術を身につけたい方にはピッタリの職業です。また、職場で身につけたスキルが、プライベートでの料理や食材の目利きに活かせるというメリットもあります。きっと、実生活で役立つことをたくさん学べることでしょう。
未経験でも問題なく働ける職種なので、興味のある方はぜひチェックをしてみてください。
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