【マメ知識】選ばれる派遣社員になるために

派遣社員として働くためには、応募から実際に働き始めるまでに、
電話やメールでの応募やスタッフとしての登録、顔合わせなどいくつかのステップがあります。
その中で関わりがある登録担当者と営業担当者(フィールドコーディネーター)に、
良い印象または悪い印象を持った人について話を聞きました。
希望のお仕事に就くためには、社会人としてのビジネスマナーも必要になります。
仕事が途切れない「選ばれる派遣社員」になるために、気を付けておきたいポイントをつかみましょう。

応募の電話は、仕事への第一歩

気になる求人があったら、まずは電話やメールでエントリー。
そこでお名前や希望の勤務地などを伝え、登録の予約をします。
顔を合わせない電話では、言葉遣いや話し方で相手に伝わる印象に差が出るものです。
担当者はどのような電話応対に良い印象や悪い印象を持つのでしょうか。その実例を紹介します。

○ハキハキとした対応で、明るいトーンで話が出来る
○質問に対してしっかりと答えられる
○敬語が使えて丁寧な電話応対が出来る
○最初と最後に挨拶が出来て礼儀正しい

×話を遮って質問をする
×声が小さく聞き取りにくく、声のトーンが暗い
×返事がなく、話を理解しているか不安になる

声のトーンを高めにするだけで明るい印象になったり、
ゆっくりと丁寧に話すだけで礼儀正しい印象になったりします。
表情が見えない電話では、これらをより意識するだけで、印象が大きく変わるでしょう。

担当者の心を掴む登録とは

派遣会社の登録では、求人情報や希望の就業条件について話をします。
基本的には登録担当者と1対1の対面形式で行われ、所要時間は60分程度。
その中で担当者は、どのような服装や対応をする人に良い印象や悪い印象を持つのでしょうか。

○あまり派手ではない、白を基調としたオフィスカジュアル
○スーツがベストだが、シャツやジャケットを着ている
○丁寧な言葉遣いで、挨拶がきちんと出来る
○明朗快活で、相手の目を見て話せる

×露出が多く、パーカーやサンダルなどラフな服装
×洗濯やアイロン掛けなどがされておらず、清潔感がない
×攻撃的な言葉遣いをする

志望動機や経歴はもちろん、表情や服装なども見られています。
「当社のスタッフとして責任感を持って働いてくれそうか」
「社会人として適切な言葉遣いやビジネスマナーが出来るか」を見られる場でもあるので、
最低限の身だしなみを心がけるとよいでしょう。

顔合わせで、企業側に欲しい人材だと思わせる

登録でマッチングを行い入職が決まれば、営業担当者(フィールドコーディネーター)同行のもと、
事前の職場確認があります。
企業の責任者と初めて顔合わせをする場でもあります。
営業担当者は、どのような服装や対応をする人に良い印象や悪い印象を持つのでしょうか。

○ジャケットや襟付きのシャツ
○スーツなど、ビジネスの場に合った服装
○自分の考えをきちんと述べられる
○自然に笑顔が作れ、「頑張ります」などの前向きな発言がある

×登録時、黒髪だった髪色が金髪に変わっている
×終始横柄な態度を取っている

顔合わせは登録よりもよりビジネスの場に近くなり、
スーツやそれに近いオフィスカジュアルな服装だと、マイナスな印象を持たれることはありません。
また、自己アピールや具体的な就業イメージがあると、
仕事に対して前向きな人という印象を与えることが出来るでしょう。

身だしなみや振る舞い一つで相手の印象は大きく変わります。
勤務地や時間帯などはマッチしているのに、
そのほかの理由で希望のお仕事に就けないのはもったいないことです。
担当者の立場になって自分を客観的に見ることが出来れば、
新たな気づきや発見があるかもしれません。
「選ばれる派遣社員」になるために、上記のポイントを心がけるといいでしょう。

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