後編では、やりがいや注意点などについてお伝えします。
レジのお仕事は、レジの操作しかしないため動きが少ないお仕事です。フルタイム勤務だと8時間の立ち放し。結構大変なお仕事です。また、商品をスキャンする作業を逆手で長時間行っていると、手首が腱鞘炎(けんしょうえん)になる可能性があります。商品は片手でスキャンをし、もう片方の手に持ち替えてかごに入れます。重たいものや卵などの繊細な商品は両手で持ちます。また、逆手はお客様に対して失礼とされています。
例えば「SサイズとMサイズのみかん有り」などと連絡事項が回ってきた場合、レジに入る前に売場に確認しに行きます。連絡ノートなどがある場合はそれを確認するのはもちろんのこと、目で実際に見ることで打ち間違いを防ぐことができます。売場に行った時に、お客様に声をかけられる場合もあるので、少し余裕を持って行動するといいでしょう。
最近は、お客様から預かったお金をレジに入れるとお釣りが出てくる自動釣銭機を導入している店舗が多くなっていますが、それでも過不足金がまったくないという人はまずいません。お金を落としたり、商品券の扱い方を間違うことがあるからです。集中力が途切れた時に、発生するミスが大半です。休憩時間をしっかり取り、気分をリフレッシュすることも大切です。
レジのお仕事が初めての人でも、1ヵ月あれば慣れてきます。このお仕事に求められるものは「正確性」「迅速性」「感じのいい接客」。なかでも一番は正確性です。どの企業でも、ミスが少なく過不足金がないのが最高と考えられています。レジのお仕事に慣れていなくても、笑顔で挨拶をしたり、元気よくお客様に接したりすることは心がけ次第で出来ること。接客という仕事は奥が深く、どんな仕事にも活かせるので、スキルを磨いていくと楽しくなるはずです。
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