明日は2月14日、バレンタインデーですね。M子の周りには、本当か嘘か「明日はチョコレートをもらえないと思うから、有給を取った」と話す上司もいて、この日の感情の揺れといったら男女ともに相当のものですよね。さて今回のテーマは「失敗しない退職の伝え方」です。
会社を辞めたい、辞めざるを得ない…。人によってさまざまな事情はありますが、いざ会社を辞める決意を固めたら、勇気を出してまず退職の意思を上司に伝えることになります。いきなり退職届を出すのではなく、まず意思を伝えるという第1ステップがあります。
一口に退職といっても、結婚・出産などのライフプランをきっかけにであるとか、転職先が決まった等、前向きな事情だと言いやすいのですが、会社の体制や人間関係に不満があるなど、理由をストレートに言えない場合もあります。しかし、自分や残された会社の人達、お互いのためにもこれを円満に運ぶことが重要ですので、退職意思の「伝え方」がまず最初に重要となります。切り出すことは勇気がいることですが、伝え方に失敗して気まずくなったり、留意の説得に遭って無駄に時期が引き延ばされたりしないよう、予めコツをつかんでおく事です。
まず伝え方として、「辞めたい」という気持ちを伝えるのではなく、「辞めます」と言い切ること。そして、退職理由はあくまで前向きなものにすること。「退職」をネガティブなものにするのではなく、次のステップへの通過点であるかのように捉え、また説明できるようにしておきます。ここで失敗すると、現状の不満などを詮索されたり引き留めにかかったりするので、強い意志を示すようにしましょう。退職するということは自分で決めたことですから、何も後ろめたいと思うことはありません。
伝える相手の順番も間違ってはいけません。同僚などに相談という名目で話してしまったりすると、徐々に噂として漏れ伝わって上司の耳に入ってしまい、結果的に順番が逆になってしまう恐れもあります。
伝えるタイミングも繁忙期にかぶせたり、十分な引継ぎ期間がないなどの配慮を欠くと、理由をうまく取り繕えても円満退職は失敗します。ボーナス支給時期などもうまく計算に入れつつも、ベストな時期を探りましょう。
本当はこの会社を辞めるのは本意でない、寂しい、なんていうニュアンスを含せながら辞める意志は伝える。自分も気持ちよく会社を去る事ができるよう、固い意志を持って、まず最初の一歩「退職意思の伝え方」で失敗しないように気を付けてください。
いかがでしたか?きれいに退職するためにも、周囲に気遣いながら上手に手順をふみたいですね!
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