こんにちは! 編集部ブログ担当のM子です。先日東京では雪が降り、すっかり冬モード。街中が綺麗にライトアップされ、デパートなどでもお歳暮やクリスマス商戦がスタートしています。この時期、賞与をもらってから退職するという方もいるかと思いますが、今回のテーマは「退職願の書き方と注意点」です。
会社を退職する場合、自己都合であれば一般的には「退職願」を提出することになります。退職願とは労働契約の解除を願い出るもので、退職させてほしい旨を会社に伝え認めてもらうものです。あくまでもお願いという位置づけなので会社が受理するまでは撤回することができます。退職の確固たる意思を持って提出する場合は、退職願ではなく「退職届」を書くことになるので注意しておきましょう。
大きな会社になると、退職願や退職届の雛形書類が準備されている場合もあります。そうでない場合は、自分で用紙を揃えて記入しなければならず、ある程度決まった形式に沿った書き方や注意点があるので覚えておきましょう。基本的には便箋にペンで手書きしますが、最近はパソコンで作成またはダウンロードしてプリントアウトして使う人も増えています。
用紙のサイズは、A4またはB5が主流です。罫線はあってもなくてもどちらでも構いませんが、縦書きが一般的とされています。黒インクの万年筆やボールペンで記入しますが、注意点として滲んだりしないよう筆ペンや水性インクは避けた方が良いでしょう。
記入内容は、まず表題に退職願と記入します。続いて、「私事、このたび、一身上の都合により、来たる平成●●年●月●日をもって、退職いたしたくここにお願い申し上げます」と本文を記しましょう。「私事、」という文字はその行の一番下に記します。その後は記入した日付と自分の署名、押印した後に最後に提出先となる会社名や社長名を記入します。いずれも改行に関しては明確なルールはありませんが、一般的には日付や署名を本文から一行空けて記入し、さらに行を空けて宛先を書くことになります。また、押印は実印ではなくごく一般的な三文判で問題ありませんが、シャチハタなどのインク式の簡単なものは不可とされることが多いので注意しておきましょう。さらに、宛先となる会社名や社長名は、自分の署名よりも上の方に書いて敬意を表し、社長名にはしっかりと「様」を付けるようにします。
このように、退職願の書き方にはさまざまな注意点があります。最後に提出する書類なので、立つ鳥跡を濁さずという言葉通り書き方にミスがないようにしておきましょう。
いかがでしたか?このコーナーでは、みなさんから取り上げてほしいテーマを募集しています。「問い合わせフォーム」から、どしどしお寄せください!
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