【マメ知識】失業手当(失業保険)とは?条件や手続きの流れ等を解説

こんにちは!ブログ担当のM子です。もう10月中旬が過ぎ、秋も半分が過ぎましたね。未だ25℃を超える暖かい日も多く、身も心も暖かく過ごせております。もしかしたら、身も心も穏やかに過ごせているのは、健康や仕事が良好なおかげだからというのもあるかもしれません。さて、今回のテーマは「失業手当(失業保険)とは?条件や手続きの流れ等を解説」です。失業した際に受け取れる失業手当について、その条件や手続きの流れなどを詳しく解説していきます。

失業手当(失業保険)とは?

「失業手当(失業保険)」という言葉を耳にした事はあるでしょうか。これは、労働者が失業した場合に、失業者が安定して生活を送りながら求職活動をしやすいよう援助する事を目的として支給するものです。正式には、失業等給付の1つに分類される求職者給付の基本手当にあたるものです。

給付を受けるには、いくつかの条件を満たしている必要があります。

1. 雇用保険への加入

雇用保険は、「所定労働時間が週20時間以上」「学生ではない」等の条件に当てはまる労働者に加入義務があります。その為、多くの労働者が加入しているのではないでしょうか。

2. 労働の意思及び能力を有するにも関わらず、職業に就く事ができない状態にある

失業者に就職する意思がみられない場合や、ケガや病気等で労働の能力を満たせない人は、給付を受けられない可能性があります。

3. 離職日から遡って2年間の内に、被保険者期間が通算で12ヶ月以上ある事

離職日から1ヶ月毎に区切った時、賃金支払いの基礎となった日数が11日以上ある月を”1ヶ月”と計算します。これが12ヶ月に満たない場合、給付を受ける事ができません。

※その他の特定の条件に当てはまる失業者は、上記の条件が緩和される場合や、他の失業等給付を受けられる場合があります。

失業手当受給の手続きの流れ

失業手当の給付を受ける為には、いくつかの手続きを踏む必要があります。

1. 必要書類の準備

ハローワークで求職の申込みを行う際、「雇用保険被保険者離職票」や「個人番号確認書類」等が必要になります。事前に準備しておく事で、この後の手続きをスムーズに行う事ができます。

2. ハローワークにて、求職の申込みを行う

住居を管轄するハローワークにて、求職の申込みと必要書類の提出を行います。

3. 受給説明会へ参加をする

説明会にて制度の説明を受けた後、各種書類の交付を受け、失業認定日が通知されます。

4. 定期的に失業状態の証明を行い、基本手当の給付を受ける

原則として、4週間に1度、失業状態にある事の認定をハローワークにて行います。認定がされると、数日後に基本手当の給付を受ける事ができます。

今回は、失業手当(失業保険)について基本的な部分からご説明いたしました。計画的に退職を考えている方も、やむを得ず退職をしないといけない方も、退職を全く考えていない方でも、失業手当について要点を押さえておく事で、失業した場合に落ち着いて早めに行動する事ができるかと思います。ぜひ、この機会に失業手当について理解を深めていただけたらと思います。

新着のお仕事を見てみる

就職・転職に役立つ
情報をチェック