スーパーに入って最初にあるのが青果部門。
メイン料理に限らず副菜にも毎日の食卓に野菜類は欠かせない存在です。
そんな青果部門についてご紹介します。
青果部門では野菜と果物を取り扱います。
■売り場のディスプレイ販売する商品の陳列や、売り場で出た野菜の葉を片付けるような清掃を行います。
商品の陳列では、先入れ先出しを原則に美しくキレイに並べたり、ボリュームがあるように見せる工夫も必要です。
■商品の加工野菜や果物の品質を保つために冷水につけたり、手に取っていただきやすいよう加工します。
最近は核家族や一人ぐらいの需要も多く、白菜やかぼちゃ、キャベツ、果物などはカットを行い、2分の1サイズや4分の1サイズにして販売します。
また、スイカやパイナップルなどのフルーツの盛り合わせを作るなどの商品加工も仕事内容に含まれます。
加工にはコツが必要ですが、魚やお肉と違って包丁の技術がそこまで必要ではないため、
加工業務のハードルは低めです。
季節によって旬の食材が変わるため、食材と共に季節の移り変わりを感じることができます。
冒頭にも記載しましたが、魚と肉を同時に購入しない日はあっても、
魚と野菜、お肉と野菜の組み合わせでの購入は多く、副菜でも野菜を使用することが多いので、
野菜類の販売は忙しく、商品の補充が頻繁にはなりますが、その分やりがいを感じられると思います。
果物は嗜好品としてのイメージもあるため、味や糖度、価格などがお客さまの需要と合っていないと購入に至りません。
そのため、どのような工夫をしたらお客さまに選ばれるのか、創意工夫をする楽しさがあります。
また、青果の中でも特に果物は産地や品質が多いため、陳列のやり方次第で売れ行きが変わります。
商品の特性をよく理解したうえで売れ行きの良い並べ方を工夫する楽しさを感じることができ、
日々の勉強にもなります。
他にも、お客さまから食べごろや食べ方などを訊ねられたときの「ありがとう」の感謝の言葉や、
後日「やってみたよ」などの嬉しいお声をいただくことも多く、もっと勉強しようという気持ちにもつながります。
これまで知らなかった季節の野菜や果物の知識が身につき、
それぞれのカットの仕方や食べごろなどが分かるようになるなど、青果物の目利きが出来るようになります。
その知識を活かして旬の食材を使った料理や盛りつけに取り組むことで、
美味しい食べ方を自分自身の生活の中で楽しむことができ、更にお客さまとのコミュニケーションにも繋がります。
商品の売れ行きを工夫しながら少しずつ改善させられるやりがいもあり、
食を通して、仕事と私生活の両方を充実させることが出来る楽しいお仕事です。
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