求人広告でよく目にする「経験者歓迎」という言葉。
何ができれば経験者といえるのかわからず、応募に尻込みしてしまう方もいると思います。
今回は一般的な「経験者と呼ばれるためのスキル」を職種別にご紹介します。
「経験者」の意味合いを確認し、ぜひ就職活動の参考にしてみてください♪
職種によっては「経験者」の定義がお店ごとに大きく異なる場合があります。こちらの内容はあくまでも目安ですので、実際に応募する前に担当者へ問い合わせるか、応募時に確認してみましょう！
スーパーのレジで商品のバーコードをスキャンするチェッカー。
お客さまへ金銭の受け渡しなどを行うキャッシャーの経験が3ヵ月以上あり、ひと通りの作業ができる方。
店舗によってはレジの操作ができていれば就業期間は問われない場合や、コンビニやその他レジでも経験者としてみなされる場合もあります。
スーパーで品出しの経験が3ヵ月以上ある方。
店舗によってはコンビニやドラッグストアなどで品出しをメインに行っていた経験があれば、経験者としてみなされる場合もあります。
さらに、売り場のレイアウトを作る経験があると面接時のアピールポイントにもなります。
スーパーの惣菜部門での経験が3ヵ月以上あり、フライヤー（唐揚げや天ぷらなど揚げ物を調理するための厨房機器）やコンベクション（蒸し機能や焼き機能が備わり、ピザや焼き鳥を調理する機械）での惣菜加工ができる方。
店舗によっては惣菜部門での経験があれば就業期間は問われない場合や、他の業界での調理経験があれば経験者としてみなされる場合もあります。
スーパーの青果部門での経験が3ヵ月以上あり、フルーツや野菜の加工ができる方。
店舗によっては青果部門での経験があれば就業期間は問われない場合や、青果店での就業経験があれば経験者としてみなされる場合もあります。
スーパーの鮮魚部門での経験が6ヵ月以上あり、魚の三枚おろしや切り身、刺身加工ができる方。
店舗によっては鮮魚部門での経験があれば就業期間は問われない場合や、
他の業界でも鮮魚加工の経験があれば経験者としてみなされる場合もあります。
鮮魚加工のお仕事は「経験者」の定義がお店によって大きく異なる場合がありますので、事前に確認するか応募時に確認すると良いでしょう。
スーパーの精肉部門での経験が6ヵ月以上あり、ブロック肉を切るスライサーという機械での加工ができる方。
店舗によっては精肉部門での経験があれば就業期間は問われない場合や、
他の業界でも精肉加工の経験があれば経験者としてみなされる場合もあります。
精肉加工のお仕事は「経験者」の定義がお店によって大きく異なる場合がありますので、事前に確認するか応募時に確認すると良いでしょう。
業界を問わず、パンの製造経験がある方。
店舗によってはパンの製造経験が「6ヵ月以上」「粉からの成形ができる方」など、様々な条件のパターンがあるので、担当者に確認してみましょう。
登録販売者は、ドラッグストアやスーパーの医薬品売場などで一般用医薬品（第2類・第3類）の販売に必要な公的資格です。
「経験者」と記載される求人のほとんどは、薬機法で定められた「管理者」の要件を満たす人を募集しています。
管理者の要件は、令和5年4月1日の法改正（薬生発0331第14号）により、以下のように緩和されました。
• 過去5年以内に通算2年以上の実務経験（合計1920時間以上）がある（従来どおり）
• 過去5年以内に通算1年以上の実務経験（合計1920時間以上）があり、
継続的研修・追加的研修を両方修了している
• 過去に管理者として従事した経験が通算1年（合計1920時間）以上ある
• 平成21年6月1日以降、5年（合計4800時間）以上の実務経験があり、
通算5年以上の研修を受講ずみ
求人広告でよく見かける「ブランク」という言葉。
これは応募の際のハードルを低くし、企業が多くの人材を確保するために「ブランク明けの方、歓迎」などと使用する場合がほとんどです。
店舗によりますが、基本的には応募職種に対しての多少の知識と経験が1年以上あれば、ブランクの期間は問わず、応募が可能です。 企業や職種によって異なりますが、基本的に就業経験は3～6ヵ月以上、ひと通りの作業をこなせる方が「経験者」としてみなされます。 「経験者」ならではの高時給を設定しているお仕事もあるので、経験を積みスキルを身に付ければ、ステップアップも可能でしょう。
