大使館お墨付きメニューを食す
仕事をしている人の楽しみのひとつにランチがありますが、
時間や予算が限られていることもあり、だんだんパターン化してしまうのも事実…。
そのパターンが続くと「たまには美味しいものが食べたい!」と
ムショーに思ってしまうものです。
ある日、そんなパターン化したランチを取りながら、
ネットで東京のランチ情報を検索していると、
市ヶ谷にあるJICA(独立行政法人国際協力機構)内に
珍しいカフェがあるのを発見!
ここでは、施設のイベントと連動した開発途上国のメニューを提供していて、
各国の大使館からレシピを習いお墨付きをいただいた
「大使館お墨付きメニュー」(¥680・税込み 以下同)や、
1食につき20円が開発途上国の子供達の給食1食分として寄付される
「TFT」(Table for Two/¥680)など、知的で個性的なランチが
楽しめそうな感じ。
ということで、なかなか訪れる機会がないJICAへと向かいました。
受付でゲストのネームプレートを受け取り(さすがJICA)、早速2階のJ’s Cafeへ。
ランチには遅めの13:40だったため、ゆったりした店内は人もまばらでした。
今週の大使館お墨付きメニュー「キルギスデーコラボランチセット」
(スープ、サラダ付き)の食券を買い、オーダー。
正直、キルギス共和国の位置さえ分からないまま(中国やカジキスタンと
国境を隣接する旧ソビエト連邦の共和制国家。公用語はキルギス語とロシア語)、
人生初のキルギスのご飯(写真)をいただきます。
見た目はチャーハン、味はエスニック…。
シェフに聞いたところ、ニンジンなどの具材は炒めているものの
炊き込みご飯だそうで、エスニックっぽい味はクミンで出しているそう。
作り方も丁寧に教えてくれました。
後々、カフェの入口にある説明書きを見ると、香味野菜などでマリネした鶏肉を焼いた
「シャシリーク」とクミンの香りの牛肉の「プロフ」(炊き込みピラフ。
人参と羊肉を使う場合もあり具材は地域によってさまざま)と書いてありました。
店内にはネパールやフィリピンなどのフェアトレード商品も販売しており、
レジの横には、東京でもよく見かけるかわいいパッケージの
チョコレートが置いてありました。
珍しい異国の食事や商品を楽しみたい時には、おすすめのスポットです♪
以上、本社 Nでした。