由緒ある「すもも」のお祭
スモモはクエン酸やビタミンが豊富で疲労回復や美容に◎。スモモが一つ入ったかき氷(¥400)には行列が。
毎年7月20日に東京都府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で開かれている「すもも祭」。
約1,000年前、源頼義・義家父子が戦に勝ったお礼参りの際、
神社にスモモをお供えしたのが始まりとされています。
近隣の人を中心に例年7万人の参拝客が訪れるというこの祭ですが、
京王線の府中駅を降り参道を歩いていると、多くの露店が軒を連ね想像以上の賑わいです。
スモモを販売している露店自体はそんなに多くなく、鳥居近くに数店が集合。
ソルダムが入ったフルーツネットを軒先からぶら下げ、
その可愛らしくもほっこりと和む風景は何とも風情があります。
気温33℃を超える暑さのなか、元気にスモモを販売している女性の店員がいたので
近づいていくと、明るい笑顔で接客をしてくれました。
スモモ事情を調査しようとどれが人気かを聞くと、一番はソルダムで
そのほかに最近は上品な甘さの品種も出てきているのだとか。
販売していた中では最も甘く桃に近い「貴陽」や、実が硬めの山梨県オリジナル品種・
「サマービュート」がそれで、特にサマービュートはよく売れているようでした。
値段はどの店でどの品種を買っても一律で¥1,000(税込み 以下同)。
スーパーで買うよりは、少し割高ですね。
スモモのほかにも、ちょっとかっこいい「からす団扇」や「からす扇子」も販売。
この団扇や扇子であおぐと災いをはらい、玄関先に飾ると幸福を呼ぶと
いわれていてこちらも人気でした。
以上、本社 Nでした。