招き猫の日に行く、招き猫発祥の地

招き猫の日に行く、招き猫発祥の地 イメージ
豪徳寺の招き猫は、小判を持たないシンプルなもの。

あまり知られていませんが、今日9月29日は“来る福”の

語呂合わせから「招き猫の日」です。

日本唯一の招き猫愛好家団体・日本招猫倶楽部が制定したそうですが、

招き猫発祥の地といえば、東京都世田谷区にある豪徳寺が有名です。

 

なんでもその昔、彦根藩主の井伊直孝が手招きする猫に

導かれて寺に入ると突然激しい雷雨になり、猫のおかげで難を逃れた直孝が

福を招く寺として豪徳寺を菩提寺にしたそうです。今はたくさんの

招き猫が奉納されていることで、広く知られるようになりました

上司から、東急世田谷線で玉川線開通110年記念の「招き猫電車」が

運行しているとの情報も入手し、招き猫の日に、招き猫電車に乗って、

招き猫発祥の地に行くこととなりました。

 

朝から青空が広がり、お散歩日和♪ 招き猫電車の運行は、その日に

決まるそうで(運行されない日もある)、朝、東急電鉄に電話。

今日は4回運行されると聞き、出発時間に合わせて三軒茶屋駅へ。

2両編成の電車全体に招き猫が描かれ、車内の床には猫の足跡、

手すりも招き猫型になっていて、何人もの人がシャッターを切っていました。

手すりを握ってみると、他のより握りやすいような。こんな電車なら、

仕事に行く時でも明るい気持ちになれそうです。

 

最寄り駅の宮の坂駅で電車を降り、徒歩3分。

閑静な住宅街の中に豪徳寺がありました。

山門をくぐるとモミジからの木漏れ日が涼やかでとっても心地よいです。

紅葉の季節に来るのもいいかもしれません。

 

豪徳寺では招き猫を招福猫児(まねぎねこ)と称し、

招福観音を祀る招福殿を置いています。そこに、たくさんの招福猫児が…! 

社務所の方に聞いたところ、一匹一匹が手づくりで、

1万匹以上が奉納されているそうです。ここではいろいろな大きさの

招福猫児が販売されていて、300円~5.000円と大きさにより金額もさまざま。

ここで購入した人がそのまま招福殿に奉納しているのかと思いきや、

招福猫児に願いをかけ叶った方が再び豪徳寺を訪れ、納めているそうです。

 

意外だったのは、外国人参拝客が多いということ。

欧米、アジア問わず来ていて、熱心に写真撮影をしていました。

また、招き猫電車は2018年3月まで運行されるそうです。

以上、本社 Nでした。

 

世田谷区の公式HPはこちら

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