御朱印で楽しむ月見
もうすぐ十五夜。今年は満月の前日、9月24日(月・祝)がその日です。
十五夜といえば満月のイメージですが、月の周期などから
満月になるとは限らない、むしろずれることが多いそうです。
この「月を愛でる」という優雅な慣習は、縄文時代頃からあるのだとか。
今を生きる私たちからしてみても、仕事帰りに空を見上げたら
お月様が丸かった…。ただそれだけで嬉しく感じるものです。
もちろん、愛でる以外にも月見酒や月見団子などの楽しみ方もありますが、
最近では流行りの御朱印にお月見をモチーフにしたものを用意している神社もあり、
それもまた人気を集めているそう。調べてみるとその絵柄も神社によりさまざま。
漫画っぽいカラフルなものから書と月のモチーフのみのシックなものまで、
神社の個性がかなり出ています。
そんななか、東京・高円寺にある氷川神社では月替わりで
御朱印を用意していて、今月はお月見バージョン。
同じ境内に日本で唯一といわれる「気象神社」
(お天気の神様)もあるということで、併せて行ってきました。
JR高円寺駅から徒歩1分。飲食店と住宅に囲まれ、
こじんまりとした雰囲気の中に氷川神社があります。
小雨のなかでも、パラパラと人が訪れます。
端っこの方に細長く位置する気象神社の絵馬はなんと下駄で、
願い事を見させてもらうとやはりお天気に関するものばかり。
「結婚式に晴れますように!」「脱雨女!」などなど。いずれも
生死に関わるような深刻な内容ではないため、微笑ましく見ることが出来ました。
御朱印をいただくため、社務所へ。御朱印帳を持っていきましたが、
毎週木曜日は紙での配布とのことで、初穂料¥500を納め拝受しました。
月やウサギのモチーフが可愛い♪
事務員の人によると、このモチーフの判子は巫女さんによる手彫りだそうです。
ちなみに気象神社の御朱印もここで手に入ります。
その時の天気によって柄が変わるそうで、この日は傘を差さない程度の
小雨でしたが、雨バージョンが用意されていました。
事務所の方、優しく説明してくれてありがとうございました~。
(本社 N)