東京水400年の歴史を学ぶ@東京都水道歴史館

東京水400年の歴史を学ぶ@東京都水道歴史館 イメージ
入場無料。1名で来館しましたが、コロナ禍でも予約不要でした。

打ち水で「正しく」涼をとる

立秋を迎え暦の上では秋となりましたが、昨日は東京で最高気温が36.8℃を記録するなど暑い日が続いています。

 

先日、冷房を付けずにテレワークをしていた時、少しでも涼しさを感じようと打ち水をしましたが、日向の熱くなっているベランダにしたため余計ムシムシし逆効果。後で知ったのですが、打ち水は基本的には日陰に行い、ベストの時間帯は気温が上がりきっていない朝か気温が下がり始める夕方だそうです。

 

水道に歴史あり

夏は打ち水のほかにもミネラルウォーターや炭酸水など、水のありがたさを感じる機会が多いと思いますが、打ち水について検索していた時に東京の水道の歴史を知ることが出来る「東京都水道歴史館」が文京区本郷にあると知り、足を運んでみました。

 

入館すると「東京水」のペットボトルが並べられており、ご自由にどうぞの張り紙。さすがです!

館内は1階は「近現代水道」、2階は「江戸上水」、3階は「ライブラリー」に分かれていて、江戸時代から始まった東京の水道の仕組みがどう変化してきたのかを知ることが出来ます。特に興味深かったのは、電気のない時代に各地域まで水道を行きわたらせた江戸の人たちの知恵と技術について。江戸時代の水道管は木製だったため、桶のような入れ物に水をため、いっぱいになったらその桶の高い所から木製の水道管を別の桶の低い所につなげるという風にして、水を行き渡らせていたそうです。

また、江戸時代に水を送るために使用していた木製の管・木樋(もくひ)から近代水道の促進のきっかけになったのはコレラだったというパネル展示も、進化のきっかけが見られて勉強なりました。

 

夏休み中の親子連れの姿もありましたが、基本的には自分のペースで周れる&学べる歴史館です。

 

東京都水道歴史館のHPはこちら

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