目からうろこ 「眠り」のオンライン講座

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隣の課の人のアロマグッズ。オイルやキャンドルなどあり、女子力高めです。

睡眠も健康管理のひとつ

先日、会社の安全衛生委員会で「健康づくりオンライン講座」に参加しました。

テーマは「『眠り』はセルフケアの最大の武器」。新型コロナ感染症による自粛で活動量が低下し、健康管理が難しくなっているいま、睡眠障害を抱える人が増えてきているそうです。自分を振り返ってみると、暑さも相まって眠りが浅かったり、朝目覚めても疲れが残っていることもしばしば。講座では、睡眠の大切さから熟眠障害の原因と対策、良い睡眠のための食べ物や香りについて学びました。

 

脳内ゴミ屋敷状態とは…

リモートワークが増えている人も多いと思いますが、視覚からの情報が過多になると、脳は「整理」「アウトプット」の機会を失いゴミ屋敷状態になるのだそうです。これが原因で、物忘れや記憶力の低下につながるのだとか。確かに勉強をしている時に、ずーっと問題を解いていると頭がギューッと締め付けられている感覚になり、散歩に出ると整理されたのかすっきりとしていました。睡眠は脳を休める唯一の方法だそうなので、いかに質の良い睡眠をとることが大事かということになります。

 

イやなことがあった時は「すぐ寝ない」の新常識!

サラリーマン生活をしていると疲れがたまった金曜日の夜、眠りに落ちる瞬間に「至福の時」を感じたりしますが、「寝だめ」は睡眠のリズムに乱れるので、講師の方は休日でも睡眠時間の誤差を1時間程度に抑えているそうです。ちなみに、イやなことがあった時に「寝て忘れろ!」とよくいいますが、すぐに寝てしまうと脳がイやなことを保存してしまいメンタルが不安定になるのだとか。知らなかった…!

 

良い睡眠をとるために今日からできる改善法は、

1.寝具、寝床の周辺など寝る環境を整える

2.脳内の神経伝達物質のひとつで精神を安定させる働きをするセロトニンを増やす(食べ物では乳製品、卵、大豆製品、アボカド、バナナなどにセロトニンの原料・トリプトファンが含まれているそう。なかでもバナナは最強なのだとか)

3.スキンシップをとる、雑談をする、メロディのない音楽を聴く

4.コーピング(ストレスを対処するための行動のこと。深呼吸、お風呂に入る、泣く、誰かに相談する、甘いものを食べるなど)をとる

がよいそうです。リラックス効果のあるラベンダー、ベルガモット、サンダルウッドのアロマオイルなどをコットンに含ませて枕元に置くのもオススメだそうです。

 

いろいろな気づきや学びの多い講座でした。とりあえず、気持ちが不安定になった時は、アロマグッズを試したいと思いました。

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