毎日パソコン入力コンクール内閣総理大臣賞受賞者に聞く、早打ちタイピングのコツ
3万人の頂点は、1秒に4文字の早打ちマスター
多くのサラリーマンに欠かせないパソコン業務。今年の株式会社エムアンドアールの新入社員に、「毎日パソコン入力コンクール」で内閣総理大臣賞を受賞したという猛者がいることが最近判明。このコンクールは毎日新聞主催のタイピング資格試験で、タイピングの速さと正確性を競うものだそうです。タイピングの音で「打つのが早いな~」とは思っていましたが、まさか賞を取るまでとは…! ということで、約3万人の頂点に立ったそのタイピングスキルを少しでも吸収すべく、早打ちの練習方法からそのコツ、指のトレーニングまでを伝授してもらいました。
「楽しみながら」が上達のコツ
その新入社員・Hさんの家では一人1台パソコンがあり、小学3年生からパソコン教室に通っていたそうです。もうこの時点で差を感じますが、練習方法のひとつに「寿司打」というタイピング練習ゲームを使っていたそうです。画面上に現れる「タクシー」「首位をキープ」などの文字を、寿司ネタが通り過ぎるまでにタイピングするもの。60秒後に正しく打ったキーの数やミスタイプが表示されます。確かに楽しみながら出来るし、個人的には「ー」を打つ時にブラインドタッチが出来ていない…など、気づきがあったりもします。また、チャットをしている時に話題に遅れまいと思う余りにタイピングが早くなったとのこと。やはり、好きとか達成感があったりすると、上達もするものなのかもしれません。
寿司打の早打ちの様子↓
続いて早打ちのコツ
なんと言ってもミスタイプをなくすことと、打つ回数をなるべく減らすことがポイントだそうです。打つ回数というのは、「なんで」という単語はNANDEと「ん」のところでNを2回打たないようにするなどです。自分を振り返ると「つ」をTUではなくTSUと打っていたな…と。
そのほか、
ホームポジションを身に付ける
漢字に変換する時、候補がいくつか出てきたら、enterを何度も押さずに数字で選択をする
変換ミスをしそうになった時は、enterキーを押す前にescキーを押して修正する(例:餃子と入力しようとして、行田と打ってしまったらenterキーを押す前にescキーを押すとひらがなに戻り、1文字だけの入力し直しで済む)
などなど。
単純にタイピングが早いだけではなく、ワザを知っているのも早打ちのコツといえそうです。
最後に、Hさんがコンクール前にやっていたという指のトレーニング方法をお伝えします。
指同士がぶつからないようにグルグルと回すのですが、けっこう難しいです。
トレーニングの様子↓